【転職体験談】俺がブラックSESから大手SIerへ転職した方法を徹底解説

この記事では、超ブラックSES企業から大手SIer企業へ転職した流れを解説しています。

SESで働いている方でこんな悩みを持っていませんでしょうか。

  • 年収がなかなか上がらない
  • キャリアアップできるか不安
  • 常駐先に頻繁に変わるのがイヤ

私もこのような悩みを持って、4年半働いていました。

ある日、嫌気がさして転職したので、今回は大手SIerに入社するまでの経緯を解説していきます。

いま、SES企業に在籍している方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

SESからSIerへの転職は可能?

結論からいうと、SESからSIerへの転職はだれでも可能です!

SIerというのは、広く浅くビジネスを展開している業態です。

一方で、SESに務めている社員も、案件によって様々な業務を広く経験します。

そのため、SESの社員はSIer企業への転職が有利だと言われています。

SESからSIerへ転職をしてキャリアアップを目指しましょう。

SESの特徴

SESには次のような特徴があります。

客先常駐が基本:自社オフィスではなく、クライアント先で働くことが多い。
労働時間契約:成果物ではなく「工数(時間)」に対して契約する形態。
案件が変わりやすい:常駐先や担当業務が定期的に変わる可能性がある。
スキルアップは現場次第:アサインされる案件によって習得できる技術が左右されやすい。
自社文化が薄い傾向:同じ会社の社員が散らばって働くため、一体感が弱いケースが多い。

SIerの特徴

SIerには次のような特徴があります。

自社請負が基本:システム開発や導入を「成果物」で受託し、納品責任を持つ。
上流工程に強み:要件定義、設計、プロジェクトマネジメントなどを担うことが多い。
チーム単位での仕事:自社社員や協力会社と一緒にプロジェクトを進めるケースが多い。
大規模案件が多い:官公庁や大手企業向けの基幹システムなど、数億規模の案件も扱う。
キャリアパスが明確:SE → PL→ PMといった昇進モデルが整っている。

筆者のスペック

まずは、筆者のスペックを書いておきます。

このスペックを見れば、だれでも十分に目指せるというのが分かると思います。

学歴

筆者の学歴は以下の通りです。

  • Fラン文系(法学部)出身
  • 社会人になるまでITに触れたことない
  • ドラマの影響でセキュリティエンジニアを目指す

新卒就活の時に、SES企業が300人くらい学生を募集していて「ここならおれでも入れる」と思って応募しました。

今思えば、この採用人数の多さを疑うべきでしたね。もちろん、300人のほとんどが他社の3次請けみたいな案件にアサインされていました。

なにより、この人数の教育をしてくれるわけもなく即現場に放り出されましたね。

転職までの資格

SESに4年半務めていた間に取得した資格は以下の通りです。

  • ITパスポート
  • 情報セキュリティマネジメント
  • 基本情報技術者
  • 安全確保支援士

安全確保支援士は転職でもかなりアドバンテージになったので取ってよかったです。

セキュリティ案件に多くアサインされていたこともあって、1回は落ちたものの2回目で受かりました運も良かったと思います。

他にも、転職で有利になる資格はコチラの記事でまとめています。

ぜひ、あわせてご覧ください。

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SESでの実務経験

SESに4年半務めていた間に経験した実務は以下の通りです。

セキュリティ案件が多かったことです。

・自治体ネットワーク案件(約1年)
・エンドポイント領域ウイルス対策案件(約1年半)
・某メガバンクのセキュリティ強化案件(約半年)
・SOC系セキュリティ案件(約1年半)

強いて言えば、セキュリティ案件が長かったことという点が挙げられます。

転職のときは勝手に、セキュリティエンジニアを自称していました(笑)

【導入編】SESからSIerへの転職

まずは、転職するきっかけなど導入部分について話していきたいと思います。

ぜひ参考にしてみてください。

ブラックSESを辞めようと思ったきっかけ

SESを辞めようと思ったきっかけは以下の3つです。

  • 基本給が低い、ボーナスが1カ月分程度
  • 職場がコロコロ変わるのでストレス
  • スキルアップできない

SESに務めている方なら皆納得だと思いますが、SESは搾取されている感が強いです。

常駐先からいくら貰っているのかもわかるので、自社にどれだけ中抜きされているのかも計算できます。

この差額が大きければ大きいほど、自社への不満が大きくなるといえます。

当時の労働環境とリアルな悩み

当時は、福利厚生以外にも、労働環境で悩みがありました。

  • 客先常駐の孤独感
  • 案件のガチャ要素が大きい
  • 縦の繋がりが薄く、ロールモデルがいない

特に、目指すべき人物像が社内にいないというのはかなり虚無でした。

このまま、社内にいても未来はないと思ったときから、動き出すのは早かったですね。

レバテックダイレクトでは、スカウトの約93%が面接に繋がる逆オファーです。

そのうえ、エージェントが間にいない分、連絡待ちの時間もほとんど発生しません。このタイミングで登録しておきましょう。

「このままじゃヤバい」と思った瞬間

SESにいたとき、このままじゃヤバいと感じた瞬間が何度かありました。

  • 27歳の誕生日を迎えたとき
  • ストレスで口周りに大量のヘルペスが出来たとき
  • 住宅ローンの頭金が必要とわかったとき

特に大きかったのはお金の不安です。

結婚後、一軒家を買うとき、住宅ローンの頭金が必要でした。SESに務めていても普通の生活はできましたが、貯金はホントに出来ません。

まとまったお金が必要とわかった時、収入を増やさないとマズいなと本気で思いました。

【転職準備】SESからSIerへの転職

次に、転職準備のフェーズです。

このタイミングでもSES企業は辞めておらず、会社に在籍したまま転職活動を始めました。

市場価値を知るための自己分析

まず最初にやったのは、市場価値を知るための自己分析です。

といっても、新卒の時にやっていたような100問くらいの診断テストではありません。

自分のスキルや強みの棚卸しという感覚に近いです。

過去の実務経験から、転職サイトでアピールできる内容をとにかく書き出していました。

レバテックダイレクトでは、プロフィールを設定するだけで、企業とのマッチ率を教えてくれます。

面倒な自己分析をせずとも転職を進めていけますので、ぜひこの機会に登録しておきましょう。

転職エージェントを活用するときの注意点

転職エージェントは便利ですが、いくつか注意点があります。

  • エンジニアを専門としているエージェントに依頼する
  • エージェントからの連絡待ちが発生する
  • すべてをエージェント頼りにしない

転職サイトと転職エージェントどちらが自分にあっているかを精査して使うようにしましょう。

ブラックSES出身でもアピールできる強み

ブラックSESに務めていてもアピールできる強みがあります。

  • 多様なプロジェクト経験
  • 臨機応変な現場力
  • 顧客対応によるヒアリング

やはり、SESの強みは現場力と多様なプロジェクト経験にあります。

SIer企業は実働部分を外注している傾向にあるので、現場を知っている方が少ないです。

そのため、自己PRではここを強みとすることでSIerからの需要がグッと高まります

【転職活動】SESからSIerへの転職

準備を済ませたら、さっそく転職活動に入っていきます。

転職活動はメール対応や日程調整などで意外と時間が取られます。

そのため、なるべく残業などは控えて時間を確保しましょう。

書類選考はPREP法で書く

書類選考を通過する志望動機の書き方で重要なのは、PREP法を意識することです。

  • Point(結論)
  • Reason(理由)
  • Example(具体例)
  • Point(結論)

これらを意識するだけで文章が簡潔に伝わりやすくなります。

また、この文法は文章だけでなく、面接のときでも同じことがいえます。

ちなみに志望動機の書き方はこちらの記事でもまとめていますので参考にしてみてください。

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また、レバテックダイレクトでは、プロフィールに興味を持った企業から書類選考免除のオファーが来ます。

そのうえ、エージェントを挟まないので、待ち時間もなくスムーズに面接まで行けます。

書類選考が苦手な方こそ、この機会に登録しておきましょう。

面接で必ず聞かれる質問

中途の面接では、必ず聞かれる質問があります。

私の経験では質問内容がどこも似通っていましたので、紹介します。

・志望動機・自己PR
・転職をしようと思ったきっかけ
・成果を出した経験や、工夫したこと
・どんな働き方を望んでいるか

これらはよく質問されるので、回答のテンプレを用意しておきましょう。

なぜSESから転職したのかをポジティブに伝える

SESから転職する理由をポジティブに伝えられるようにしておきましょう。

・今後は上流工程にも携わりたい
・顧客との関わりを深めたい
・キャリアに深みをつけたい

ここでは、あくまでSESを落とすのではなく、SIerで何をしたいかを伝えてください。

SESでの経験は、「現場で〇〇を培いました」と言えるのが強み。

現場経験を通じて、技術力や適応力は既に磨けたということを明確に主張しましょう。

【結果とその後】SESからSIerへの転職

3カ月ほど転職活動を終えた結果、私は無事大手SIerの内定が決まりました。

その後の感想などを述べていますので、ぜひ目を通して見てください。

大手SIerに内定できた決め手

大手SIerに内定できた決め手はズバリ、受けた数とタイミングだと思います。

私の場合、面接は7社ほど受けました。そのうち3社から内定をもらいましたが、納得するまで続けました。

意外と内定が出るとすぐに転職を辞めてしまう方が多いですが、もったいないです。

また、内定先のSIer企業が今後セキュリティ領域を伸ばしていきたいと考えていたらしく、ちょうど私の経験がマッチしたという経緯がありました。

これは正直、タイミングや運に近いですね。転職はとにかく妥協しないことが大切です。

SIerに入るまでの期間

SIerに入るまでの期間は、SIer業界研究や資格勉強に時間を充てていました。

入社予定の企業がクラウド系の事業をやっていたので、AWS SAAの資格を取りました。

あとは、1カ月弱無職の期間があったので、海外旅行に行きましたね。

この期間は自己研鑽意外にもリフレッシュに時間を使うのもオススメです。

SIerに入社して感じたこと

SIerに入社して感じたことは主にこの3つです。

  • 社員全員がプレイヤーではなくマネジメント寄り
  • 仕事のスピード感がない、皆まったりしている
  • 社内調整力が評価に繋がる

社員はほとんどプロマネをしていて構築や保守といった実働部分はほとんど外注です。

そのため、新卒1年目の子が派遣社員を束ねているような状態でした。

やはり業務内容は、上流工程がメインなんだなと強く感じましたね。

SESから転職に関してよくある質問

最後にSESから転職することについて、よくある質問をまとめました。

ぜひ、参考にしてみてください。

ブラックSESを見分けるポイントはありますか?

ブラックSESを見分けるポイントはいくつかあります。

以下のような特徴が複数あれば、ブラックなSES企業だといえるでしょう。

  • 多重下請け(孫請け・ひ孫請け)➡下請けであるほどブラック化しやすい
  • 面談前に案件内容を教えてくれない➡ブラックの可能性大
  • 研修がなく「とりあえず現場に出す」だけ➡人材の使い捨て

転職活動で一番悩んだことは何ですか?

転職活動で一番悩んだことは、どこまで活動を続ければいいかについてです。

私の場合、転職活動を始めて1カ月くらいで内定をもらうことができました。

しかし、エージェントになかば強引に勧められた企業であまり納得いっていませんでした。

企業側に完璧を求めてはいけませんが、簡単に妥協はしないようにしましょう。

SESとSIerの雰囲気に違いはありますか?

SIerに転職して感じたのは、せかせかした雰囲気がないことです。

みんなフレックスなどを使って好きな時に出社して、ホントに自由って感じがしました。

また、ビジネスのスピード感も比較的ゆっくりで、社内稟議などにものすごく時間がかかります・・・

大手はスピード感よりも、グループ全体の統制やコンプラ、法務的な観点を重要視しています。

そのため、最初は「こんなゆっくりしてていいの!?」と落ち着かなかったですね。

まとめ

この記事では、ブラックSES企業から大手SIer企業へ転職した流れを解説しました。

現在、SES企業に身を置いている方は、5年後、10年後を想像してみてください。

そのイメージができないのであれば、転職ランプが点滅している証拠ですよ。

今日が人生で一番若い日です!現状を変えたいのでしたら、今すぐ行動しましょう。

このサイトでは、エンジニアのキャリアパスや転職についてまとめています。ぜひ他の記事も参考にしてみてください!

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この記事を書いた人

筋トレオタクのエンジニア
安全確保支援士・転職支援士
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【経歴】
新卒でSES入社(3年半)
⇒大手SIer(6年半)
⇒フリーエンジニア兼エンジニア転職支援(今ここ)

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